天間荘の三姉妹を観た私の感想

エンタメ(映画、本)

映画を観た後は、サウナ後、酒飲んでいる時みたいに、興奮状態です。
若い頃は、よく人に話していたのですが、ドン引きされます。
観た映画の感想などを述べるのは、つい先ほど観た映画をゆっくり咀嚼する意味で、ものすごく面白い行程だと思うのですが、一般の人はそうではないようです。
どんな内容でもいいのです。
その人が感じたことを喋ればいいのです。
私は、そのクセで、昔口説いていた女の子と映画言った後、感想を言い合おうとしたら、全く盛り上がりませんでした。
映画に対して、ハテナとか、あまり考えないのでしょう。
この考える行程が想像力を向上させるのです。


なので、最近は、考察サイトを回遊して気分を発散させます。

「天間荘の三姉妹」

●いくつかの違和感の意味

登場人物の周りに登場人物が少ないのに気づきました。
例えば水族館のシーン。
働いているスタッフが少ないのだと思っていました。
同じスタッフしか現れず、流動性がない、商店街のシーンでも一緒です。
違和感があります。

あるキャラクターに不自然に手を繋ぐ人物の意味。
水族館の館長がいて、職場に小さな彼の子供がいて、ずっと手を繋いでいます。
これは大きな違和感ですよね。
違和感の理由は後ほどわかります。

●漫画っぽい演出のわけ

これは、単に、原作が漫画なのですね。
柴咲コウの「お逝きなさい」とか、昔、何かの漫画の決めゼリフにありませんでした?

●景色が変わっていくことの意味

ここが、ハッとさせられて、ストーリーにグッと引き込まれる演出になっています。
違和感があって、登場人物の話している内容もおかしい、この最初の「ミステリー」がこの景色が変わっていくことによって、我々視聴者全員が納得するのです。

●生きている人と半分生きている人と亡くなっている人がいることの意味

これは、沢山の視聴者の、感情を揺さぶる為ではないでしょうか?
3つの世界で生きている人が、天間荘という所に集まり、そこに「家族」があり「兄弟」があり、となる。
万人にウケるためには必要な設定かもしれません。

言いたいことはたくさんあるのですが、もうドン引きがひどいのでやめておきましょう。
それにこのブログ、まだ月で見ていただいている人は20人もいないですからね笑
あははー

感想

1、のんという俳優の才能に恐れおののいています。
会社の代表、監督、俳優、歌手もこなす彼女の頭脳はハイスペック中のハイスペックでしょう。
それに可愛い。
歳をとってくれば、それで、非常に凛々しい顔をしていますので、いろいろな役に挑戦するでしょう。
背が高いです。
直前にさかなクンの映画
「さかなのこ」を観たので、この映画では、さかなクンに見えてきます。

2、大島優子、アイドルの頂点にたつまでの人、俳優としても、大変な魅力を持っています。
演技力なかなかのものでした。
若女将の所作、お姉さんとしての立ち振る舞い、諸々とても良かったです。

3、寺島しのぶは若く見えすぎてドン引きします。

4、永瀬正敏も若く見えすぎてドン引きします。

5、最後の方の宴会で、つのだ☆ひろが出ていることと、深夜食堂の不破万作さんが「浮気じゃない遅くまでスナックにいたんだ」という小ネタ。

実は、この映画、最高に良かったのは、エンディング曲が
玉置浩二だったからです。
絢香がデュエットしています。
彼らのコラボはyoutubeでも伝説で、声の相性がとても良いと言われています。
この2人がいつか曲を出すのでは?と思っていたので、実は私の号泣ポイントはここでした笑

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