私は高知県生まれです。
「らんまん」高知県の佐川で生まれた、著名な植物学者、牧野富太郎博士をモデルにした、NHKの連続テレビ小説朝ドラのタイトルです。
2023年4月より放送がスタートしました。
私は、伏線回収系の映画、ドラマが大好きです。
「らんまん」も昔あったエピソードなど、後半で回収していくストーリーの流れがあり、大変面白かったです。
作品情報
スタッフ | 原作:長田育恵 |
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キャスト | 神木隆之介 浜辺美波 安藤玉恵 要潤 |
あらすじ
「らんまん」は、高知県出身の植物学者で、「日本の植物学の父」と言われる牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。 ドラマでは、時代が幕末から明治、そして激動の大正・昭和へと移りゆく中、愛する植物のために一途(いちず)に情熱的に突き進んだ主人公とその妻の波瀾(はらん)万丈な生涯が描かれる。
「まんたんウェブ」サイトから、あらすじを引用させていただきました。
引用元リンク https://mantan-web.jp/matome/%E3%82%89%E3%82%93%E3%81%BE%E3%82%93/
感想
高知県の歴史上の有名人がたくさん出てきます。
実際に、牧野博士が出会って、やりとりをしていたら、愉快な話です。
坂本龍馬や、南方熊楠(手紙のみでした)、ジョン万次郎、万太郎と実際に会ったという可能性が少しでもあるよう、歴史上の人物の行動を調べて矛盾がありすぎないよう時代考証はしっかりされているようです。
そういう細部の設定が物語をいっそう、面白くするんですね。
個人的には、要潤が演じる田辺教授が好きです。
仲間?
それとも敵?
要潤がいたからこそ、物語に緊張感が生まれ、ダイナミックなストーリー演出がうまれたのでは?と考えています。
料理について
すき焼き(もしくは牛鍋)
万太郎とその相棒、竹雄が東京にきた時にいつも食べていて、悶絶しているシーンがあります。
あれは、多分すき焼きだと思うんです。
「お肉追加!」て言っていますから、焼肉のように煙も出ていないですし、お鍋のように見えます。
なので、牛鍋というのでしょうか?
すき焼きなのか、牛鍋なのか、わかりません。
牛肉といえば、ステーキも作中に出てきます。
実際、牧野博士は、牛肉が好きだったようです。
料理についてのエピソード
すき焼きと牛鍋の違いを調べてみました。
すき焼きは、肉を焼いてから煮て、牛鍋は、最初から煮るとあります。
些細な違いですね笑
けど、追加の肉があるので、結局、全部牛鍋になるんじゃないですか?
最初の行程の焼きができないですから。
まあ、そんなことはどうでもよいのですけど。
牛肉が日本に一般的に食べられるようになったのは、鎖国が終わった江戸末期以降となります。
牛肉美味しいですからね。
それは流行るでしょう。
料理の再現性(★5つで私が判定しています)
料理の再現性 ★★★★★
私は料理人ですが、スーパーのすき焼きのタレはとっても美味しいので、使います。
ご家庭でもすぐできますね。
ただ、ご馳走なので(私の庶民度がわかります)再現するにしても、たまににはなりますね。
簡単アレンジ
簡単アレンジではないですが、ステーキでもお肉のソースを甘くすると、一般受けします。
私の店はイタリアンなので、お肉のソースにはバルサミコソースを使うことがあります。
バルサミコ酢を煮詰めると、甘酸っぱいソースに変わります。
フレンチ料理も、お肉のソースは、コク、甘みと酸味があるソースが使われますね。
そこで、アメリカだと、吉田BBQソースなどを見てみると、甘いソースが人気あるように思えます。
よって、すき焼きは、坂本九の歌にもあるように、世界的にウケる料理に思います。
簡単アレンジですが、簡単ではありませんが、牛肉の塊肉を買ってきて、すき焼きのタレでゆっくりとソテーしていくのはどうでしょう?
周りにソースが絡みつき、ほどよく煮詰まったら肉を取り出し休ませてから切り分けると、すき焼き風ローストビーフの出来上がりです。
ソースが若干残ったフライパンに少量の水をいれ、付け合わせでほうれん草などをソテーして添えると見栄えがよくなります。
最後に
朝ドラをちゃんと観たのは実は初めてです。
ずっと観ていると、登場人物にも愛着がわき、ストーリーに厚みが生まれて、観ている側の気持ちが高揚していくような感じでした。
「らんまん」の物語、よくできていると思いませんか?
朝ドラの映画化は聞いたことはありませんが、「らんまん」映画にもできると思います。
いやー面白かったです。
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