バカリズム脚本作品です。
これもまたテンポ感がとてもいい作品です。
ブラッシュアップライフ、殺意の道程など立て続けに拝聴しましたが、バカリズム節が少し理解できた気がしています。
作品情報
スタッフ | 演出:水野格 脚本:バカリズム |
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キャスト | 菊地凛子 平岩紙 吉田羊 白石麻衣 |
あらすじ
とある夜、邸宅に侵入する3人の女。普段は平凡な彼女たちだが、なぜ犯罪行為に至ったのか。
彼女たちの行動の謎に迫るオリジナルサスペンスドラマ。
ウィキペディアから引用させていただきました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BE%B5%E5%85%A5%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%99%A9%E9%A4%90
感想
バカリズムがインタビューに答えていました。
僕が書いた脚本を俳優さんたちが100倍面白くしてくれます、と。
脚本そのものが面白くて、それに俳優さんの演技で100倍面白くなれば、面白くならざるをえない、だろうと。
非常に凝ったストーリー展開で傑作だと思います。
料理について
コロッケ
侵入者の一人、食事担当の女性が作ります。
コロッケって意外と難しいのよね、という会話。
その通りです。
コロッケは難しいです。
美味しいコロッケを作るのが難しいです。
料理についてのエピソード
コロッケは、もともとフランス料理のクロケットから日本独自で発展してきた料理だといえます。
フランスのベシャメルソース、ホワイトソースをベースにして衣をつけて揚げたもの、クロケットが起源だと言われています。
よくありますよね。
国、その時代で手に入りやすい食材から、伝わってきた料理が別物に変わっていくこと、よくあります。
ジャガイモは比較的手に入りやすかったでしょう。
小麦粉は澱粉ですから、ジャガイモも澱粉が多いですので、連想ゲーム??みたいに、クリームコロッケからジャガイモコロッケになっちゃったのでしょうか?
精肉屋さんにはよくコロッケが置かれています。
挽肉とじゃがいもに衣をつけて揚げて作れるコロッケは惣菜品として重宝されたはずです。
料理の再現性(★5つで私が判定しています)
料理の再現性 ★★★★
揚げ物というだけで再現性を下げてしまう私です笑
しかし、最近、ニトリで長方形の揚げ鍋を買いまして、これ、いいですよ。
IHに対応していて、少ない油で調理ができます。
油はねはしますので、「揚げ物 油はね」などと検索してみてください。
いい油のガード法が出てきます。
よって、最近はエアーフライヤーも使いますが、揚げ物もするようになりました。
簡単アレンジ
美味しいコロッケを作るのは難しいです。
じゃがいもの選び方、じゃがいもの加熱具合、挽肉の火の入れ方、大きさ、じゃがいも、衣、などなど、美味しくしないといけないパーツがたくさんあります。
もちろん、適当に作っても、コロッケはできますが、美味しいかは別ですね。
よくスーパーでやたら安くコロッケが売っていますが、当然のことながら揚げたては美味しいでしょうが、どうしても時間が立ってしまうと微妙です。
よっと、私にも、コロッケにいい思い出がないかもしれません。
昔、豪徳寺の商店街を夕焼け色に染める時間帯に仕事帰り、歩いていた時、精肉屋のコロッケが見えました。
あれはきっと、絶対にうまかったに違いないと思ったのです。
あれは、買っておけばよかった。
最後に
侵入者の晩餐、
ミステリー、コメディーであり、羅生門のような、ループ系のような、色々な角度から登場人物の描写があるので、みているうちに、パーツが全てハマるパズルのような面白さがあります。
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