この映画、不思議な映画です。
最近はこういう癖のある映画を観るようになりました。
市子を演じている杉咲花さんが可愛いのが、逆にミスリードするという、考察サイトもありました。
よくわかるなぁとう内容でした。
大阪弁ていうのが、雰囲気を出します。
わかります?
うまく書けないんですけど。
東京とかじゃないんです。
関西園のどっかという設定がいいんです。
作品情報
スタッフ | 監督:戸田彬弘 |
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キャスト | 川辺市子:杉咲花 長谷川義則:若葉竜也 北秀和:森永悠希 田中宗介:倉悠貴 吉田キキ:中田青渚 |
あらすじ
3年間共に暮らした恋人・長谷川にプロポーズされた市子は、翌日、姿を消す。長谷川は失踪届を出すが、警察の後藤に川辺市子という女性は存在しないと告げられる。困惑した長谷川は後藤と、彼女の幼なじみや同級生、同僚から証言を集め市子の人生を辿っていく。
感想
フィクションですが、実話を元にしているのではないか、と思えてしまいます。
言葉の使い方でしょうか?
登場人物の仕草、日常の風景でしょうか?
市子が可愛かったんで、フィクションだと感じられました笑
市子の謎が次第にわかっていくというミステリー調というのも面白いです。
伏線は最初からあって、みかえしてみると、また違う面白さがあります。
市子の恋人と市子の、今までそういう話しなかったの?という関係性も、現在は、よくあることだと思います。
料理について
味噌汁
市子がしみじみと美味しそうに飲みます。
ちなみに私は味噌汁が大好きです。
味噌汁って凄くて、これに代わるものを世界でまだ見つけれていません。
肉も魚も野菜も、どんなアレンジも許容してくれて、ちゃんと味噌汁になってしまう、すごい料理だと思います。
カレーにも似たところがあります。
美味しいとか美味しくないとか、そんな次元ではもう存在していなくて、「薄い」「濃い」くらいはあるという、あまりにも自然なナチュラルな存在です。
料理についてのエピソード
味噌の歴史となると、すっごい長くなります。
私がどこかで聞いて覚えているのは、信州で味噌造りが盛んで、伊達政宗の時代、命令でよく作られていたこと。
兵士の携帯食料として重宝され、移動している間に味噌になるように味噌玉みたいなものを兵士が持って移動していたこと。
信州味噌は腐らず、すっごーいという話になったこと。
味噌がペースト状になってから、一気に汁として飲まれるようになったこと。
めちゃくちゃ断片的ですみません笑
料理の再現性(★5つで私が判定しています)
料理の再現性 ★★★★★
ご家庭で作られていて歴史がめっちゃあるので、再現性がある、ないさえもありません。
スタンダードすぎる日本の料理です。
簡単アレンジ
ここからは紹介ではなくて一個人として、味噌の使い方を紹介します。
こんな食べ方をする人もいるんだ、みたいな感じで聞いてください。
飲食店をしているので、野菜の切れ端とか、食材が余ります。
それを取っておいて、全部、小さく刻んで、炒めてお味噌汁にします。
飲食店の賄いは業種にもよりますが、イタリア料理店だったら、パスタがあるので、よくパスタを食べます。
炭水化物はよく食べますが、食物繊維やビタミンは、全然とれていないと思います。
不足する栄養を補いたいんですね。
まあ、多数の人に食べてもらう賄いは、栄養ではなくて、味重視なんで、個人で食べる分には栄養を取るのは大切です。
個人店でやっていたら、体力はとっても重要なのです。
味噌汁は、とても簡単で、熱で壊れるビタミンもありますが、おおよそ栄養素が汁に流れますから、飲み干せば、食物繊維もビタミンも一気に取れます。
うーん、すごいやつです。
味噌を使った簡単料理
豚肉や鶏肉を酒で溶いた味噌汁で炒めるだけで一品料理になりますし、よくやるのが、ラーメンを食べる時に、ラーメン粉末を1/5だけ使い、後は味噌汁スープにして食べることです。
なんなら粉末を使わず、ほんだしを使えば、麺もスープも飲み干せます。
野菜もたっぷり入れます。
味噌パスタもいけます。
クリーム味噌ソースも美味しいです。
最後に
市子のラストが印象的です。
沖縄?みたいなところの道を、鼻歌を歌いながら歩いているのですが、話の流れから行くと、怖いシーンなんですよね。
是非、ご視聴ください。
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