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君たちはどう生きるか「ジャムとバターのパン」ジブリ飯

スタジオジブリ、宮崎駿監督の映画です。
82歳にしてアニメーション監督として最前線にたつ、凄すぎます。
「君たちはどう生きるか」は公開前に一切のプロモーション広告を行わなかったことでも有名です。
公開後、声優として参加された著名人が祝福の言葉を発表されることとなり、逆に宣伝効果が高まりました。
「広告不要論」と囁かれましたが、宮崎駿という巨匠の映画あってのもの。
広告をしないことが、広告になってしまったという非常に稀なことであります。

目次

作品情報

スタッフ監督:宮崎駿
原作:宮崎駿
キャスト山時聡真
菅田将暉
柴咲コウ
あいみょん
木村佳乃
木村拓哉
大竹しのぶ
竹下景子
風吹ジュン
阿川佐和子
滝沢カレン
國村隼
小林薫
火野正平

あらすじ


時代は太平洋戦争末期。

疎開した先の新生活を受け入れられずにいた主人公は、ある日、彼は大叔父が建てたという洋館を発見し、謎のアオサギに導かれながら洋館に足を踏み入れる。

摩訶不思議なストーリー。

感想

公開後の感想では

「難解な映画」という評価が聞かれました。

私の感想としては、難解ではありません。

例えていうなら、美術館に行って、絵画、抽象画を見に行って、理解できるでしょうか?

私は理解できません。

「君たちはどう生きるか」はストーリーも複雑ではないです。

不思議の国のアリスのような、まるでおとぎ話、作者の空想の世界に入り込んでしまったようです。

アニメーションの美しさ、それらは美しく、不条理で、映画そのものを、ただ「楽しむ」そのような印象を受けました。

料理について

スタジオジブリの映画は、ジブリ飯で有名ですね。

確か本も出版されていたと思います。

特集も組まれますし、youtubeで紹介動画があります。

ジャムとバター、パンにのせて

この映画の中で、生々しく印象深かったのは、パンにたーっぷりのジャムを塗って食べるシーンです。

私は小さい時、朝食でパンにマーガリンを沢山塗って食べるのが大好きでした。

いつだって、美味しいものは、背徳感を伴うものだったりします。

今ではパンはほとんど食べません。

あの作中の、バターをたっぷり(マーガリンかも?)塗ってジャムもたっぷり、美味しそうでした。

今回は、ジャムについて取り上げてみます。

料理についてのエピソード

似たようなものに、コンフィチュール、コンポートがあります。

それぞれが違います。

ざっくり果実を使って説明しますと、コンフィチュールはあらかた果実の形をとどめているもの。

コンポートはまるごと果実の形を保っているもの。

ジャムは、もう色しか原型を創造できるものがないくらいになっているものです。

ジャムの糖度は40度以上の規定があります。

100gありましたら40gほど砂糖が入っているということになりますか、相当甘いです。

わわ、そんなにジャムって砂糖を使うのね!

作中のものは、赤かったので、勝手にイチゴのジャムを想像しました。

ジャムの歴史は10000年以上前にその起源があるそうです。

果物と蜂蜜を使って煮たということです。

砂糖は沢山使うと保存性が高まります。

比較的、賞味期限が長く、持つのはそのためです。

ジャムの言葉は英語の古い言葉で、咀嚼された、ミックスされた、などの意味があります。

音楽用語でジャムセッションという言葉があります。

ご存知ですか?

特に決まりごとはなく、各演奏者が「せーの」で演奏をアドリブで行うことです。

料理の再現性(★5つで私が判定しています)

料理の再現性 ★★★★★

イチゴジャムの簡単な作り方をご説明します。

最近は業務スーパーなどで、安く、冷凍果物が手に入ります。

冷凍イチゴを買ってきましょう。

そのイチゴの分量の半分のグラニュー等、上白糖をいれて、火にかけます。

レモン一個分のレモン汁を入れます。

果物と砂糖とレモン汁だけ、果物の下処理が大変でしたら、冷凍果物を使います。

私だったら、丸ごと半分に切ってそのまま入れちゃうかもしれません。

煮詰まってきて、とろみがついてきたように見えたら完成です。

このとろみは果物の成分、ペクチンと酸、糖分があわさってできる化学反応です。

簡単アレンジ

そうとはいえ、ジャムは市販のものも、手作りのものも味が似てしまいます。

砂糖がめちゃくちゃ入っているからです。

ですので手作りのものは、あえて、砂糖の量を1/3と蜂蜜などを使い、ナチョラルに仕上げることです。

賞味期限はかなり短くなります。

甘さ控えめのナチュラルなジャムなら、他のデザートにも合わせやすいわね。

あの昔懐かしのイチゴジャムを使うなら、市販のものも手作りもあまり変わらないということになります。

パンは、柔らかいパンがいいでしょう。

作中は、古い時代から、パデドカンパーニュのような、硬めのパンだったかもしれません。

ただ、マーガリンとジャムは、柔らかいパン、そう菓子パンのように食べるのが美味しいと思います。

現在は、パンが悪者の時代です。

マーガリンも食べてはいけないと言われます。

朝食のお供、牛乳も今じゃ、悪者です。

いいじゃないですか。

毎食パンを食べるわけでもない、美味しいものにたまにはかぶり付きましょう。

最後に

2023年、宮崎駿監督の最新作、皆さんは見られましたか?

どの世代が観るべき、映画だったのでしょう?

どう生きるか?というメッセージは受け取れたでしょうか?

難解と決めつけているのは視聴する側なのかも?この映画のトリックです。

戦争中でありました。

人間への争いに対してのメッセージがあるのでしょうか?

若い頃の想像力についてのメッセージ性でしょうか?

私は宮崎駿監督の愉快な空想ゲームのように捉えました。

意味は深く考えず、滑稽なシーン、美しいシーンをただ、楽しむことなのかもしれません。

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この記事を書いた人

田舎で飲食店を10年以上経営しています
小さい頃の夢は漫画家でした。
みなさんのメニュー作りや、サイト、SNSで役立つ漫画・イラストを提供します。
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