
主演女優が黒人さんです。
これを見た全国の子供達が「私だ!」と喜んだといいます。
私はオリジナルアニメを見ましたが、アリエル役のハリー・ベイリーはとても魅力的でした。
作品情報
スタッフ | 監督:ロブ・マーシャル 音楽:リン=マニュエル・ミランダ |
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キャスト | ハリー・ベイリー メリッサ・マッカーシー ジョナ・ハウアー・キング ハビエル・バルデム |
あらすじ
海の王国を司るトリトン王の末娘アリエルは、嵐に巻きこまれた人間のエリック王子を助ける。運命的な出会いに地上への憧れを抑えきれなくなった人魚のアリエルは、海の魔女と取引する。それは自分の声を対価に、3日間人間の姿になるという恐ろしい契約だった。
「映画ナタリー」サイトから引用させていただきました。
https://natalie.mu/eiga/film/190927
感想
最近、海の中の映画が目立つと思いませんか?
本作リトルマーメイドもそうですが、DCレーベルの「アクアマン」などがあります。
私、素人の考えですが、海水での髪の毛の動き、など途方もないくらい海(水)というのは情報量が多く、CGで表現するのは相当大変なのではないでしょうか?
CGが、どんどん発達してきて、表現できるようになってきた、よってこうした海が舞台になった映画が多くなってきたのでは?と私個人が考えているわけです。
料理について
作中には、これと言って出てくる単品料理はなかったのですが、貴族達の食事会があります。
歴史があって奥深い、「宮廷料理」です。
料理についてのエピソード
私がイタリア修行で学んだことがあります。
それは、イタリア料理は、クチーナリッカとクチーナポーベラと二つの種類の文化があるということです。
リッカはリッチ=豪華という意味で「宮廷料理」を示します。
ポーベラはプアー=貧乏という意味で「庶民料理」を示します。
手に入れるにはとてもお金がかかる豪華な食材は、権力や財力を象徴するものでありました。
「宮廷料理」は味はどうであれ、豪華な食材が使われるわけです。
とりわけ、砂糖は高価なものだったため、デザートに不必要なほど多く使われたり、黒胡椒を使うレシピなど宮廷料理のレシピが残っています。
一方、クチーナポーベラ「庶民料理」は、流通もよくなくて、冷蔵庫や冷凍庫がなかった時代に、庶民が食べるために工夫されてきた料理です。
クチーナポーベラについては、また何らかのエピソードでお話しできればよいかと考えています。
料理の再現性(★5つで私が判定しています)
料理の再現性 ★
再現性はほぼないと言えますね。
「庶民料理」は今でも地方料理として残っていますが、「宮廷料理」というのは財力を象徴しているものですから。
私も、クチーナリッカについては勉強する機会をあまり設けませんでした。
イタリア料理は、地方料理と歴史があまりにも奥深く、今でも勉強は追いついていません。
簡単アレンジ
宮廷料理とは言えませんが、パーティー料理について、考えてみましょう。
私がパーティー料理にピッタリだなと思うのは
ローストビーフ
です。
ローストビーフは色々な作り方があります。
今回は、湯煎で作るローストビーフの作り方を説明します。
調理の際は、完成品にフォークか爪楊枝(ステンレス製の熱伝導が良いものがおすすめ)で肉の一番厚いところにさし、抜いて、下唇にあてる方法で火の入りを確認することです。
その他、まず真ん中を切り、血が出てくるようでしたら、あまりに生焼けです。
二つを再度まとめて、調理しましょう。
まず、ブロックの塊肉(噛みごたえのある、もも肉)肉の厚さは3〜5センチくらいはあると作りやすいです。
肉を測って、2%の塩(肉の重量が500g*0.02=10g)を振って、15分以上置いたのち、フライパンで4方を焼きます。
さっさと加熱しましょう。
あまりに弱火だと、あのローストビーフの中身がミディアムレアがなくなります。
焼き固めたら、取り出し、粗熱をとり、あれば香草類(乾燥はやめておいたほうがいいかも)とあればオリーブオイルを、ジップロックに入れて、水に沈めて空気を抜いて、真空パックします。これおすすめ!
多めの水を沸騰させたら、牛肉を入れて、浮いてこないようにして再度沸騰したら、2分ほど茹でます。
そうしましたら、取り出し、ジップロックのまま、アルミホイルでまいて、30分以上寝かします。
以上で完成です。
ジップロックの汁は捨ててもオッケー、取り出して、ペーパーで水気を取り、できる限り薄く切って、サラダ、プチトマトを添えたお皿に盛りましょう。
ソースですか?
ソースはまたの機会に説明します。
今回はオリーブオイル、あればカラシ、お塩でいただきましょう。
最後に
私が特に印象に残っているのは、考察サイトなどを回遊しているときに、見つけたコメントです。
オリジナルアニメのアリエルが白人だったことから、ハッシュタグで、「私のアリエルではない」と広まった時、
そもそも、架空のキャラクターに人種は関係ないというコメントがありました。
その通りです。
私たちは、過去にしごみつくのが大好きですし、変化することを怖がります。
安心な領域にいるのが心地いいのでしょう。
リトルマーメイドは最初はアニメです。
この映画は実写映画。
なぜ、同じものとして考えるのでしょう?
映画の質がよければ、昔の作品と比べるとナンセンスだと思います。
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