小学生の時、金曜ロードショーでワクワク、ドキドキしながら観たインディージョーンズ。
ハリソンフォードが演じるのは最後でしょう。
小さい時の思い出と一緒に映画館に観に行ってきました。
作品情報
スタッフ | 監督:ジェームズ・マンゴールド |
---|---|
キャスト | ハリソン・フォード フィービー・ウォーラー=ブリッジ アントニオ・バンデラス ジョン・リス=デイヴィス マッツ・ミケルセン |
あらすじ
考古学者で冒険家のインディ・ジョーンズは退職を迎えていた。そんなある日、彼は酒場で杯を交わしたヘレナから、かつて彼女の父親を狂わせた歴史を変える秘宝の存在を聞かされる。かくして、インディ・ジョーンズは再び古の宝を巡る争奪戦を繰り広げることに。
「映画ナタリー」サイトから引用させていただきました
https://natalie.mu/eiga/film/190054
感想
インディージョーンズと言えば、私は「気持ち怖い」というのが小学生の時の印象です。
毒ヘビとかマムシとか、虫がわしゃわしゃ出てきて、身体を這いずるとか。
骸骨が出てきたりとか。
心臓を手で取り出したりとか。
洞窟を進んでいくと、仕掛けがあって、大きな石がでてくるとか。
ファミコンゲームであった、横スクロールアクションのような、アドベンチャーゲームのような、ワクワク感がありました。
本編でも、洞窟の中に仕掛けがあったり、虫がいたり、インディージョーンズらしい演出があって懐かしくなりました。
驚くのは、ハリソンフォードの若かりし頃をVFXで再現していることです。
一瞬でなく、もう若いハリソンフォードが数分間、たくさん出てきて、演技をしています。
CGが進化しているのは知っていますが、俳優を若返らせたりする特殊効果がここまで発達するとは思いもよりませんでした。
CGは架空のものであることが多く、とても綺麗に丁寧にCGで表現していても「すごいCG技術だなぁ」と思うくらいですが、人物に関しては、どう見ても若い時の俳優本人に見えるので???と訳がわからない状態になります。
料理について
インディージョーンズ、舞台がイタリア、シチリア島のシラクサにうつります。
007ノータイムトゥダイ、イコライザー3といい、イタリアが舞台の大物映画が最近多いですね。
イタリアは景観がとても美しいですから、撮るだけで絵になります。
イタリア料理はたくさんあります。
映画の中で、フィービー・ウォーラーが食べていました。
パニーニを今回取り上げてみます。
パニーニ
簡単に言うと、サンドイッチみたいなものです。
ですが、サンドイッチのような、柔らかい食パンのような生地ではなく、しっかりとしたパン生地を使っているのが特徴かと思います。
しっかりとしたパンを使うのは意図しているわけではなく、イタリア、ヨーロッパのパンの歴史が関係しています。
料理についてのエピソード
パニーニの歴史は相当古いといえそうです。
パンそのものの歴史であると思われます。
小麦粉と水を練り合わせて釜戸などで焼かれたパンは、我々日本人の主食お米のように、古来より食べられてきました。
イタリア語のパーネ(Pane)が語源とされており、要は、パニーニはサンドイッチのようなスタイルですが、パンということです。
日本人が炊いたご飯を、漬物や副菜とともに食べるように、おにぎりの具に梅干しやおかかを入れるように、パンにも具を挟んで食べてきました。
塩や砂糖、ジャム、保存食である生ハム、加熱した野菜を挟んで食べてきたと思います。
今でも、おにぎりのように、パニーニはイタリアで生活していると色々なところで現れます。
駅のキヨスク、スーパーマーケット、サッカー観戦するところ、パニーニはいたるところで買えます。
駅のキヨスクでは、ショーケースに具材をいくつか並べて、好きなものを選んで、挟んでもらうスタイルでした。
美味しかったです。
パンの硬さが、具材と合うんですね。
噛みしめるほど美味しさが実感できる、そんな印象です。
しかも安い。
日本では、パニーニって格好がいいものとされていて、値段も高いです。
だからでしょうか?
パニーニは、サンドイッチと違って普段から食べる習慣はないですし、パニーニ専門店もまだまだ少ない気がします。
料理の再現性(★5つで私が判定しています)
料理の再現性 ★★★★★
スーパーで買える食材ですぐ作れます。
ヨーロッパの日本でいう、おにぎりみたいなものですからね。
簡単アレンジ
まず、スーパーに行きます。
材料
・フランスパン、もしくは、パンドカンパーニュのような固めのパンを買います。
・生ハム(安くても大丈夫です)
・トマト
・レタス
・エキストラバージンオリーブオイル(ペロッて舐めておいしいやつ、これがあればイタリアンな味になります)
パンは加熱してもしなくても大丈夫です。
以上をパンに挟んで食べるだけです。
マスタードも特にいりません。
お好みです。
オリーブオイルをこぼれないように中の具にかけて食べます。
少しお塩をトマトとレタスにしとくと美味しいです。
最後に
「インディージョーンズ 運命のダイアル」
小さい時見たものとしては、時代、歴史の一括りをリアルタイムで観れたようで感慨深かったです。
ハリソンフォードも80歳になるというのに、あの身のこなしは凄いです。
誰かが言っていました、同年代だったロジャームーアの50倍は動けていると。
ハリソンフォードという魅力を再認識した私は、その後、ブレードランナーなども観直したのでした。
コメント